支部長就任10年目のご挨拶

令和8年年8月吉日
東京都行政書士会 新宿支部長
河野 正樹

  

 支部会員皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 表題にもございますように私が支部長に就任してから10年目に突入しておりますが、皆様も既にご存じの通り東京都行政書士会(以下、東京会)令和5年度定時総会にて行われた任期満了に伴う会長選挙(無投票)の有効無効が、当時の選挙管理委員会において立候補を退けられた会員が原告となり、司法の場において争われ、第一審において手続上の瑕疵により当該選挙は無効との判決がなされました。
 これを受けて東京会側は控訴しましたが、令和8年1月28日、控訴審の結果として、瑕疵の連鎖により、令和5年度に加え、令和7年度に当該訴訟当事者間にて行われた会長選挙までもが無効との判決がなされました。この一連の敗訴を受け、現在は東京会側が上告を申し立てた段階となっておりますところですが、このことにより本年度は数十年振りに臨時総会が開催されました。
 前出の控訴審判決の理由中において東京会令和7年度定時総会は無効の会長が招集した総会にて行われた会長選挙であるから効力はなく選挙自体不存在であるとの下りがあったことから、招集権者を会則上の手続きに則り令和7年度代議員とし、令和8年4月27日、中野ZERO大ホールに於いて臨時総会が開かれました。
 この臨時総会において、瑕疵の連鎖を断ち切り不安定な要因を除去し、令和8年度定時総会を開催させるべく主に会則改正に係る決議が行われました。そして令和8年5月28日の午前中に、昨年度と同会場のLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)に於いて、令和8年度代議員による臨時総会にて候補者2名による会長選挙が行われ、その結果、宮本重則候補(現職)が当選を果たす結果となりました。
 続いて同日の午後、同会場に於いて令和8年度東京会定時総会並びに東京行政書士政治連盟定時大会が開かれ、全ての議案につき、承認・可決成立し、滞りなく終了いたしましたことを当支部会員方々に先ず以て御報告申し上げます。このように今般の会長選挙を巡る最終的な判断は司法において未だなされておりませんが、今後どのような司法判断がなされるか予断を許さない状況であることを申し添えます。

 以上、東京会の現況をお伝えさせていただきましたが、当支部におきましては、去る令和8年4月23日、昨年度に続き、新宿サンパークホールにて東京都行政書士会新宿支部令和8年度定時総会が開催され、支部会員皆様のご理解・ご協力により、全ての議案につき承認・可決成立し無事に終了できたことに、この場をお借りして深い敬意と感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 前出のとおり東京会は何かと騒がしい現状となっておりますが、本年は行政書士制度施行から75周年、来年は当支部成立60周年を迎える時期となりました。私の支部長就任10年目に当支部成立60周年を迎えるタイミングとなり、この節目を一つの集大成と捉え、より一層これからの当支部及び当支部会員方々一人一人のため、支部執行部一同、活動に励んで参る所存ですので、当支部会員の皆様におかれましては、当支部成立60周年に向け共に盛り上げていただきたく存じます。この60周年にまつわる催しを支部執行部内にて検討しておりますので、更なる支部活動へのご参加・ご協力・ご支援の程賜りたく是非何卒よろしくお願い申し上げます。