4期8年の任期満了を迎えて

令和7年年3月吉日
東京都行政書士会 新宿支部長
河野 正樹

  

 支部会員の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げますとともに日頃より支部活動にご理解・ご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

 本誌も節目の第150号の発行を迎えたましたところ、平成29年4月、私が支部長に就任してから4期8年の歳月が経過しようとしている時期に来ておりますが、今期も支部運営を無事執り行うことができたのは、これもひとえに支部会員の皆様のご理解・ご協力、また、これまで長きに渡り支えていただいきました支部執行部役員方々のご尽力のおかげに他なりません。この場をお借りし、まずは深い敬意と感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 今期を振り返りますと、前期に続きほぼ事業計画通りに事業を執り行うことができましたが、近年はご存じのとおり新型コロナといった感染症の蔓延、加えて相次ぐ大規模自然災害等何が起きても不思議ではない時世となっております。そういった中、我が支部においてはより一層危機管理意識を高め、新宿区との連携、また、他支部間との連携をはかり、有事の際には地域社会を支えるべく体力を蓄え、いつでも機能できる体制の構築に努めていくことが次期執行部の運営において重要であり、期待されるところであると考えます。

 それから、当支部の会員数に関してですが、私が平成29年支部長に就任した当時の会員数は、個人・法人合わせて約580名でしたところ、以後年々増え続け、直近の本年令和7年3月12日現在においては、個人会員745名、法人会員50名、計795名を数え、前出の私の支部長就任当時から約8年間でおおよそ37パーセント増となり、800名の大台も間近に迫っている状況の中、東京都行政書士会(以下、東京会)の会員数を見ましたところ、公表されている中での直近令和6年10月1日現在の情報になりますが、個人会員8,090名、法人会員360名、計8,450名となっておりまして、このことからもわかるように、当支部の会員数が、ほぼ東京会会員数の1割に迫りつつある状況となっております。この増え続ける会員数の中、次期執行部としては新入会員の方々をはじめ極力多くの会員にふれあえる機会を作出し、より一層の支部会員のための支部活動を執り行うことにより、支部会員誰一人取り残さない運営を心がけていただきたくお願い申し上げる次第でございます。

 結びにあたりまして、これまでの4期8年もの間、支部会員皆様より賜りましたご理解ご協力及びこれまで支部事業の執行にご尽力いただいた支部役員方々に改めまして御礼申し上げますとともに、皆様のこれから益々のご健勝とご活躍を祈念し、私支部長からの年度末の挨拶とさせていただきます。